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2017年03月03日

3月から


昨夜は甑倒しの祝宴でした。
会には参加いたしませんが、土産話によると表のバイト君が雰囲気を盛り上げようと
頑張っていろいろ世話を焼いてくれたようで、彼らしさと、サービス精神が空振りした感じが
また可笑しくって。

皆さん、飲みはセーブされて今朝は純米大吟醸2回目の袋搾りで、
早朝作業でした。
長期宿泊のみなさん、通勤の皆さん6名で仕事に当たって頂きました。

6人のごはんは、本日で終わりです。
昼ご飯から、3人。




3月4月は瓶詰めと出荷の2カ月です。
とにかく次々に、おっかけてくるような作業になりそうです。


純米吟醸あらばしりも発売中です。
火入れ商品新酒もこれから出揃ってまいりますので、
どうぞよろしくお願いたします。

  


Posted by ままごと at 12:27Comments(0)ひとたちばなし

2017年02月28日

佐賀酒の宣伝します!

最後までご覧ください!

https://www.youtube.com/watch?v=humGDYxQ9No&feature=youtu.be



どの御蔵も美味しい新酒が揃い始めています。

歓送迎会や花見5月のレジャーに佐賀酒をお忘れなく。icon48  


Posted by ままごと at 22:09Comments(0)いらっしゃいませ

2017年02月12日

まいにち、ままごとのまんま!




ごぼうを買って帰る時は、
ビニール袋からにょきっと出てふらふら
落ちそうなのはごめんなので、
私、ままごとめはセロテープ止めで円にし、
袋の中に納めてしまいます。

持ち歩きの移動には、なかなか便利です。





寒い日の、賄いの材料や器は、火の気を利用して暖を取り
無駄な温め時間や冷たいまんまの食器によそう無粋は避けています。



これも、木製のどんぶり椀を配膳前に食器乾燥機で温めています。




大根とにんじん、きくらげの丸天をいりこと醤油で炒り煮したもの、
とんすい碗は、磁器製でとても冷え切っているので、4枚重ねて500ワットで1分20秒レンジを。
その後煮物をよそって、その後ガスレンジまわりが温かいのでそのまま置いておきます。



新酒の時期には、ふつう『酒ばやし』=『杉玉』を玄関先に提げますが、
内はここ3年作り変えが出来たおらず、あまりに枯れ果てていたので、
正月を機に外しました。

『あらばしり』も発売中ですから、初荷に掲げていた旗と桜の花ボールを3個繋いだもので
新酒のお知らせもあり、玄関に飾ってみました。


現場化した土間。
スチール机と木の机のコンビネーションが今一使いにくく、場所の雰囲気に合わないこともあり、
昔の台所にある重量級の長机を引っ張り出してきた。
机の脚を両手で握り腰を低く屈めてしりもちを着く一歩手前まで下げながら、また少し腰を浮かせ
また鎮めと幾度も繰り返しながら、引きずり出したら平になった場所で一気に置きたい場所まで、
横長にしたままお相撲さんのてっぽうみたいに押す、また押す。



脇に置いた、棚の中も色や整理箱などを工夫して見た目を少し気を使ってみました。



机の上に、蔵の道具で使ってない木製の物を使い、棚を作った。
脚は煉瓦3個。


その下に道具を収納するようにしてみました。
バイト氏バイト君、更に増えるバイトマンも気に入ってくれたようです。

みんなで、瓶詰、出荷繁忙期を此処で乗り切ります。

どうぞ新酒をよろしくお願い致します。










  


2017年02月05日

現場モード


二月からトリプルブッキングで、猫の手モードの宮の松。


玄関先の出荷台は、土間の真ん中に移動。





瓶詰ラインと土間との間にある格子塀の土間側に五段積で置いていた


上撰の在庫積み上げは、今までスチール机の置かれていた作業場だった場所に移動。




その反対に、格子沿いに、机と木製大型の販売台を、作業ばから引きずり出し、
土間に据え置いた。







空いたP箱は、土間の中央ど真ん中に積み置いた。


此処には今後三種類の酒が、ラベル貼りを此処で待つ。


ライン側の置台も掃除と整理をし、日本手ぬぐいなどを干す竿を取り付けた。



ガス台カウンターは、ぼろぼろで焦げ跡などがあり、見た目も非常によろしくなっかた。

自称DIY女の『ままごと』は、バイトさんから貰っていたタイルと、100円均一で200円売りの板3枚を
貼ってお色直し。



古くて、背板の抜けた三段ボックスには同じく100円の、木目調のカバーシールシートを貼って、
まあまあのスタイルに復活。



陳列は、置き先がなくなり、
コンパクトに、本家の玄関方向の上がり框に設えた。


作業場が土間になり、囲み無しになった。
寒さが一層際立ってしまったので、
ストーブが手放せなくなった。



また、他方

奥の上がり框付近には、『ままごと』用の事務室以外で、過ごす為の作業机を置いた。
商品ポップやラッピング商品を準備する時には重宝しそうだ。


風呂敷の余り斬れで、
座布団作ってみた。


座り心地?良いことにしてみよう。

バイト氏たちも、心なしか気合が入ったようで、
前のめりに励んでもらっている。


さあ、月曜がやってくる!
また質のいい仕事に務めよう。


『あらばしり』発売中の宮の松でした。
おやすみなさい。
また明日。





  


Posted by ままごと at 22:51Comments(0)宮の松酒だより

2017年01月28日

やまのぼり



720ミリ、所謂四合瓶の空カートン(コンテナ)。
大型冷蔵室の一角に鎮座する。
この撮影の後も、どんどんどこどこ空き分積み上げた。
秋口から12月までに出荷が進んだ分。

もう一か所、同じ量くらい昨年の新酒時期から秋前までに、
出荷して空いたカートン置き場がある。




美しいまた、これだけ喜んで頂ける酒を蔵の皆さんと
井上杜氏の指揮で造ってもらい、

表のメンバーでよくラベルを貼り、よく出荷したものだなと
見上げて感動。


30センチくらいの高さの箱を八段積み上げる。
瓶に酒が入っている時も、空いた時も、
場所を効率良く使うために見上げるほどの高さになるが、
そうしている。




この頃は、昨年12月ころかな???
まだ特別本醸造720ミリの在庫が何列かある。


一箱に、720ミリ12本。
結構な重量になる。

これを下ろすには、傷がひどく流通させられない1・8P箱2箱をひっくり返し、二段重ねる。
重ねた後方に一段を二箱八の字に組み、
八の字の内側の先端の角をくっつけて、
在庫のカートン軍に程よく寄せ気味に置く。

八の字に置く一段目は、上るときより
重い酒の入ったカートンを持って、踏ん張りながら降りる時に
効果を発揮する。

あくまで、この階段方式は
腕力がさほどないままごと嫁が、
下ろす時に用いる作法。
コンテナの流儀(NHK風)。


繁忙期は特に、バイト氏2人は、
瓶洗いや配達、

蔵主は、午前中は蔵の仕事終われば、
事務用務など山積。

おばさん女子こと現場事務及び作業人は、
このくらいの事はもっぱら。

着々と常温戻しをし、
ラベルを貼り、集荷台に積むのは日常。



『重いのにたいへーん』
という方があるかもしれないが、

一回目の八段目だけはズルします。



空の箱を用意して4本くらい予め抜き、
少し軽くして七段に移行する。

七段目からは、
そんなズルは時間ロス。
しっかり胸で受けながら下ろします。

事務系男子の細腕より
ぷりっとした二の腕だ。


ちからこぶで山登りのお話でした。
  


2017年01月21日

二月と酉年にアプローチ

icon04月曜日は積雪が心配されている予報も出ておりますが!
立春大吉日、節分を区切りにまた新たな一年がはじまるという考え倣いもあります。


我々も販売意欲や前向きな接客を心掛けようと思っております。

それには、現場の現場もいつも見慣れた景色よりも・・・・と、
ディスプレイ変更を試みました。

これ、毎月行っている慣例ですが。


枡に豆を入れ、
松、スズメ、寛永通宝繋ぎの栓抜きを飾り、
昔使っていた一升瓶用カートンを切り開き、縮小カラーコピーをしたものを、
額装してバックの景色に仕立てた。




A3版もカラ-コピーで額装。
土間に直置きしてみた。




玄関から入ってきた直ぐの様子。



十二月から正月にかけての高い陳列と干支の行進は止めて、
出荷現場にもなることからコンパクトにしてみた。



机の上に、黒い木樽を置きその中には大吟醸、純米大吟醸の四合瓶を陳列。




大きいスズメは、稲穂付。



机の上のメインは、受賞楯や賞状を置いた。




二月中旬までこれで、全力出荷全力販売致します。
どうぞ宜しくお願い致します。








  


Posted by ままごと at 21:24Comments(0)ままごと

2017年01月21日

無濾過生酒あらばしり


完熟の特定名称火入れレギュラー酒『特別純米』『純米吟醸』『大吟醸』『純米大吟醸』、
『特別本醸造』は720ミリのみ以上の商品もまだまだ美味しく楽しめますが!


大変御待たせいたしました季節商品
鮮烈かつ酒の若々しさが止められない美味さが口中を駆け巡る!

御存知『宮の松無濾過生酒あらばしり』の発売
が決まりました。

一月二十五日に、『特別純米』『特別本醸造』がそれぞれ登場。

少し御待たせいたしますが、
二月二十五日は『純米吟醸』が発売予定です。

本日、特別本醸造あらばしり瓶詰を午後より致します。
少し、いやかなり緊張致します。

新酒初荷の為の瓶詰はやはり気持ちがきりりと致します。




昨日は、全国の酒販会社様と御取扱い店舗様に、リーフレット発送作業を致しました。
個人様で御気に止めて頂いた皆様、是非御近くの小売店様や御贔屓筋にお尋ね下さいませ。

では、お昼を済ませしっかり商品化活動致します。






  


2017年01月11日

井上杜氏と純米大吟醸が!



西日本新聞見開き掲載。

新春からの特集第1号です。

昨年、井上杜氏に取材が入った。

長時間、幾日に渡り取材があった。

とっても熱心な記者さんで、
深夜といっても良い時間まで
話し込んでいらっしゃった。


杜氏の、奥深い思いと、
奇跡や今後の展望まで
すべて記事になっていて大変
感激している。



ありがとうございます!!




もう一つの掲載は、
ハイエンドマガジン「アフルエント」。




新年、一番に飲むなら・・・
で、宮の松純米大吟醸が!

ご推薦頂いたのは、
『一献の系譜』の石井かほり監督。

こちらも、めでたい感じが、新年から有り難く!!

御掲載御推薦ありがとうございました。



  


Posted by ままごと at 14:05Comments(0)出荷、掲載、出演、受賞

2016年12月31日

言いにくいことは、酒のため!




今晩は、皆様いよいよ差し迫ってまいりました。

まだまだお仕事の中におられる方々や、
故郷に御帰省の途中だとおっしゃる御家族、
あるいはスタンダードに御蕎麦の後の紅白歌合戦でのんびりの夜を
お過ごしの皆様も・・・・。


当蔵は、元旦から蔵仕事が入っております。

元旦は、杜氏さん

二日は、蔵一の蔵人さん

三日は、蔵人さんお二人


交代でPBの酒の上槽準備に仕えて頂く。

有り難い新年です。
頭が下がります。



さて、言い難いことは先に言え。
言い難いことは、嫁が言え。

と、良く言いますが・・・・・。

昨今、『蔵見学』をさせて欲しいと仰るお客様が多い。
興味を持って頂くのはとっても嬉しいことである。

しかし、工場スタイルでガラス張りで見学が出来る大手の蔵元様
などは別として、うちの様な古い蔵はどなたをとってもどうぞと簡単に
受け入れることができない。


蔵中は、
新聞やTVの取材や国税局の鑑定官室の方の指導など、
止む終えない場合がある。
その際は、足元は消毒液に浸して頂き、
上着も予防着を羽織ってもらったりなどしていただく。

または、
履き替えようの新品の靴を持って来て頂くとか、
納豆や乳酸菌を摂取してないかなども聞き取らねばならない。

インフルエンザなどの感染がないかなど(蔵人全員がうつされれば仕事が出来なくなる)、
目に見えない造り中にとって大敵がが潜んでいる可能性の濃い
部外者から防御するのは、せめても我々の務めなのだ。

匂いのきつい、香水・化粧・洗濯洗剤・柔軟剤もアウト。
私が、蔵に用事があるときも、中には入らず外から大声で叫んで出てきて頂く。

また、
御自身の御好きな酒の蔵元に行って造りの雰囲気を
体感し、個人的に杜氏の話を傍で聞きたいと仰る傾向も非常に根強くある。

これについては、蔵元や杜氏との繋がりが、
SNSなどを通して、知り合って頂き、親近感を持って下さっていることからの反応であろうかと思おう。

これも、
寒い時期限定12月から瓶詰をする4月の末までの間で(希少な時間)
、1年間の酒を特定名称酒全種類造り終わる
我々としては、非常にナーバスな一刻一刻である。


つまり、どこかのどなたかが、そう貴方様が美味しいと愛でて下さる酒を、
一刻も早く新酒としてお届けするために、
時間を厳密につめて工程を揺るぎ無く組んで仕事に入っている為、麹に入る時間であったり、
杜氏と蔵一と組んでする仕事が、そんな御一人ずつの御希望や御都合で、手数が一人になってしまって仕事が遅れたり、
杜氏は帳簿や分析もあるので手を止めるのは、蔵にとって命とりである。
蔵元自身もしかり。

美味しい酒を御提供するために、どうぞ仕事をさせてください。

ある一人を見学を許したとして、その方がSNSで『杜氏と話してきた。』だなんてアップされたとして
いいね!といった方々が我も我もと、別々の日程でこられたとしたらお友達なら杜氏も
強く断わりにくい状態になったりするでしょう。

ここも敢えて申します

我が社は、基本的に個人単位での造り中の蔵見学は致しておりません。

造り以外の時期の見学は、事前に御相談頂いたツアーや団体様の
御買い物立ち寄りの一環での見学のみです。

どうぞ御了承の上、御寛容の程お願い申します。

さ、さ!固いことばかり言った後は今夜も日本酒で
柔らかく酔って愉快に明るい新年をお迎え下さいませ!  


Posted by ままごと at 21:28Comments(0)聞喜会楽(ききあいらく)

2016年12月29日

今年さいごの瓶詰でした

朝から上撰瓶詰め。
昼食をはさみ午後三時ころまで。

蔵の皆さんの食事を(例外を除き入浴も)先にして頂いている。
家内の者は、蔵の方々が終わられてから頂くのが習わし。

瓶詰の日は、時間的に少し切ないのが賄いと下働きをしているままごとこと
蔵嫁だ。
午前の部の瓶詰中、
本来の詰め機が故障しているので、
人力メインの詰め機で瓶詰をしている。

そのこともあって、バイト君が私の近くに配置されている。
2年目を過ぎたバイト君が、気を効かせてくれたことが、
嬉しかった。
私が、昼食準備に入りたい時間をj12時何分前がいいか聞いてくれて
そのあと、
酒の詰まったケースを積みあげる係のバイト氏にその時間を告げ、
時計を見える位置にいるバイト氏が教えて下さる手はずにしてくれたのだ。

いつもは、蔵主がばたばた時計を見に行ったりとやってくれていたが、
詰め機が変則的に別のもの使っている加減で、なかなか忙しくしているのを
バイト君が見て取っての計らいだ。

この成長がほんとにうれしく有り難かった。

私は、何分前ですか?の問いかけに10分か15分前で良いといった。
昨晩と朝食後に、瓶詰を見越して仕込みをしていたので温めと配膳の時間で十分だと踏んだからだ。

おかげで、準備万端12時に蔵の皆さんの食事は無事始まった。

12半からは
家族の食事を世話し、私が腰を下ろすのが12時45分から50分。
10分か15分で何かその辺の物をかじり、
すぐ洗い物片付けをする。
この洗い物は絶対的に省けない。
直後にしておかないと、
この繁忙期瓶詰の後は、
現場の片付けと、注文処理、そして賄いの買い物。

戻るとすぐ調理。
洗ってないならその時間が、調理時間から減る。
蔵の食事は5時から。

順当なのは、いづれも食後すぐの片付けなのだ。


さて、かじったみたいない昼食後、
1分、コーヒーでリセットしたいと器片手に居間に一足踏み入れると、
蔵主が土間から障子を開け、大丈夫そうか私の様子を覗く。


一刻も早く、先の出荷を急ぐとすれば、ここはやはり私のコーヒータイムより
現場出動だ!!

検瓶レンジャーおばちゃんブラウンいざ。

かくして、今年最後の瓶詰も終わり、
夕刻には、さがファンブログの友人デザインボーイ様より
激励の差し入れを頂き
明日に持ち越しのたまりにたまった注文書を
確認し、本日の業務はこのブログ更新で終わると致しましょう。


皆様、ごきげんよう。

冷えています。

温かくなさって、おやすみなさいませ。