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2016年12月29日

今年さいごの瓶詰でした

朝から上撰瓶詰め。
昼食をはさみ午後三時ころまで。

蔵の皆さんの食事を(例外を除き入浴も)先にして頂いている。
家内の者は、蔵の方々が終わられてから頂くのが習わし。

瓶詰の日は、時間的に少し切ないのが賄いと下働きをしているままごとこと
蔵嫁だ。
午前の部の瓶詰中、
本来の詰め機が故障しているので、
人力メインの詰め機で瓶詰をしている。

そのこともあって、バイト君が私の近くに配置されている。
2年目を過ぎたバイト君が、気を効かせてくれたことが、
嬉しかった。
私が、昼食準備に入りたい時間をj12時何分前がいいか聞いてくれて
そのあと、
酒の詰まったケースを積みあげる係のバイト氏にその時間を告げ、
時計を見える位置にいるバイト氏が教えて下さる手はずにしてくれたのだ。

いつもは、蔵主がばたばた時計を見に行ったりとやってくれていたが、
詰め機が変則的に別のもの使っている加減で、なかなか忙しくしているのを
バイト君が見て取っての計らいだ。

この成長がほんとにうれしく有り難かった。

私は、何分前ですか?の問いかけに10分か15分前で良いといった。
昨晩と朝食後に、瓶詰を見越して仕込みをしていたので温めと配膳の時間で十分だと踏んだからだ。

おかげで、準備万端12時に蔵の皆さんの食事は無事始まった。

12半からは
家族の食事を世話し、私が腰を下ろすのが12時45分から50分。
10分か15分で何かその辺の物をかじり、
すぐ洗い物片付けをする。
この洗い物は絶対的に省けない。
直後にしておかないと、
この繁忙期瓶詰の後は、
現場の片付けと、注文処理、そして賄いの買い物。

戻るとすぐ調理。
洗ってないならその時間が、調理時間から減る。
蔵の食事は5時から。

順当なのは、いづれも食後すぐの片付けなのだ。


さて、かじったみたいない昼食後、
1分、コーヒーでリセットしたいと器片手に居間に一足踏み入れると、
蔵主が土間から障子を開け、大丈夫そうか私の様子を覗く。


一刻も早く、先の出荷を急ぐとすれば、ここはやはり私のコーヒータイムより
現場出動だ!!

検瓶レンジャーおばちゃんブラウンいざ。

かくして、今年最後の瓶詰も終わり、
夕刻には、さがファンブログの友人デザインボーイ様より
激励の差し入れを頂き
明日に持ち越しのたまりにたまった注文書を
確認し、本日の業務はこのブログ更新で終わると致しましょう。


皆様、ごきげんよう。

冷えています。

温かくなさって、おやすみなさいませ。











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